開催期間:2018年7月5日〜 2018年7月16日 (平日12:00~18:00 土日12:00~19:00最終日12:00~18:00)

プロフィール
中川仁史  ナカガワ サトシ  写真家
1982年福岡県吉井町(現うきは市)生まれ
個展
2013年1月 封鎖ーDON'T TRESPASSー  Place M 新宿/東京
グループ展
2016年2月 Traveling4/旅しないカメラ Place M 新宿/東京

Satoshi Nakagawa photographer
Born in Fukuoka,Japan in1982.
Solo exhibition
2013.1 Fusa-DON'T TRESPASS-  
PlaceM Tokyo.Japan
Group exibition
2016.2 Traveling4   PlaceM Tokyo.Japan

2017年7月5日、梅雨前線に伴う記録的な豪雨が福岡、大分両県を
襲った。福岡県朝倉市、東峰村、添田町、大分県日田町周辺では
河川の氾濫や土砂崩れで甚大な被害が発生した。朝倉市では24
時間雨量が500㎜を超えた。
その日、東京にいた私はニュースを通して送られてくる映像を見
ながら落ち着かない気持ちでいた。
同時にその気持ちは、現地に行かないと解消されないということ
を私は経験上知っていた。
東日本大震災が発生したときは福島に向かった。
7月11日、私は福岡へ向かった。
私は朝倉市に隣接する、うきは市の出身で、母は朝倉市の出身で
ある。筑後川という大きな川を挟んで朝倉とうきはとを頻繁に行
き来して育った。朝倉は身近な場所だった。
だから朝倉の写真を撮るのは自分の役目ではないのかという使命
感とも意地とも言えないような感情で撮り続けた。
写真は災厄に対して無力である。
写真はすでに起こってしまったことを記録することしかできない。
人は忘却する。
災厄のことも忘れる。
地元の人に言われた
「どうせ風化してしまう」と。
だから、少しでも抗おうと思う。
字自分が見た光景が、わずかでも誰かの記憶に残るように。



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